来院患者様へのお知らせ
令和6年6月1日から厚労省による診療保険体制の大規模な見直しが決定しました。
その細則に従い当院では下記の体制をとる事となりましたのでお知らせします。
なお内容についてご質問ある方は院長にお問い合わせください。
◎医療情報・システム基盤整備体制の充実
◎医療DX推進体制整備
>>オンライン資格確認等を活用し各種医療情報を有効利用します
◎外来感染対策向上に向けての診療体制の構築
>>今後起こりうる新興感染症発生時に向けての対応を構築します
◎小児かかりつけ診療への参画
>>小児に対する継続的な診療を一層推進する観点から小児かかりつけ診療に取り組みます
◎機能強化への取り組み
>>外来医療における適切な役割分担を図り、専門医療機関への受診の要否の判断等を含む、より的確で質の高いかかりつけ医機能を持つ診療所を目指します。
2024年5月12日 こすぎクリニック
院内掲示
(イ) オンライン資格確認を行う体制を有しています。
(ロ) 当該保険医療機関を受診した患者様に対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
(ハ)医師等が診療を実施する診察室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施している保険医療機関です。
(ニ) マイナ保険証を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいる保険医療機関です。
(ホ)電子処方箋の発行及び電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組を実施している保険医療機関です。
(ヘ) 受診歴の有無に関わらず、発熱その他 感染症を疑わせるような症状を呈する患者様の受入れを行います。 受入れを行うために必要な感染防止対策として空間的・時間的分離により発熱患者等の動線を分ける等の対応を行う体制を有しています。
(ト) 感染症法第38 条第2項の規定に基づき都道府県知事の指定を受け ている第二種協定指定医療機関です。
(チ) 医薬品の供給状況等を踏まえつつ、一般名処方の趣旨を患者様に十分に説明します。
機能強化加算について
患者様の適切な受診につながるような助言及び指導を行い質の高い診療機能を有する体制を整備する機能強化のため当クリニックは下記の事項に留意します
地域におけるかかりつけ医機能として、必要に応じ
1)患者様が受診している他の医療機関及び処方されている医薬品を把握し必要な服薬管理を行います。
2)必要に応じて専門医師又は専門医療機関へ紹介いたします。
3)健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じます。
4)保険・福祉サービスに関する相談に応じます。
5)診療時間外を含む、緊急時の対応方法等に係る情報提供を行います。
小児かかりつけ医制度(小児かかりつけ診療料)説明書
「小児かかりつけ医制度(小児かかりつけ診療料)」は、大人のかかりつけ医と同様に、「子どもにかかりつけ医を持ちましょう」と数年前から国が定めている制度です。
小児かかりつけ医は、お子さんの病気の診療だけでなく、予防接種や乳幼児健診などを通して健康と成長を見守り、子育てを一緒にサポートする存在です。
これまでも当院に受診していただいた方には全てこのような気持ちで対応していますが、令和6年6月1日から保険点数改定が行われるのに伴い、当院もこの制度を導入することにしました。
「小児かかりつけ診療料」に登録されたお子さんには以下の対応を行います。
・ 急な病気の際の診療や、慢性疾患の指導管理を行います。
・ 発達段階に応じた助言・指導等を行い、健康相談に応じます。
・ 予防接種の状況を確認し、接種の時期についての指導を行います。また、予防接種の有効性・安全性に関する情報提供を行います。
・ 必要に応じて、専門医、専門医擦機関に紹介します。
・ 医療機能情報提供制度を利用して、かかりつけ医機能を有する医療機関が検索できます。
・ 小児かかりつけ診察料に同意する患者さんからの電話等によるお問い合わせに対応できるよう体制づくりをします。
ただし、診療時間外。休日のお問合わせについては小児救急医療相談「#8000」などにご連絡ください。なお時間外であっても、夜間急病診療所が開く前の時間の緊急のご相談などは、可能な限りホットラインで連絡をとれるようにします。
(契約を結ばれた方にはお知らせします)
「小児かかりつけ診療料」に登録できる方
こすぎクリニックを3回以上(診察、予防接種、健診を問わず)受診されている6歳未満のお子さんが対象です。
※ 登録には「小児かかりつけ診療料」に関する同意書に署名が必要です。当クリニックで「小児かかりつけ診療料」の登録をご希望の方は 受付にお申し出ください。
☆6歳以上のお子さんについて
当院を受診していただいているお子さんは、これまでも全て「当院のかかりつけのお子さん」というスタンスで拝見させていただいています。「小児かかりつけ診療料」の登録はできませんが「かかりつけ医」として今までどおり、何でもお気軽にご相談下さい。
☆小児かかりつけ診療料に登録するデメリット
お子さんや保護者の方にデメリットは特にありません。診療報酬明細書の記載と保険点数が変わりますが、乳幼児医療証をお持ちの場合支払い額の増加はありません。医療証をお持ちでない場合、支払額が2割負担の場合70円前後高くなります(デメリット)。
☆その他の説明
予防接種や乳幼児健診、診察などで複数の医療機関に通われている場合でも他院で「小児かかりつけ診療料同意書」を結ばれていなければ当院をかかりつけ医にして頂く事は可能です。当院をかかりつけ医にした場合にも他院への受診を制限するものではなく、休診日やその他のご都合で他のクリニックにかかられることに関しては全く問題ありません。
かかりつけ医として、お子さんの健康状態を把握しておくために、他のクリニックを受診された場合は次回当院を受診した際には、診療内容をお知らせ下さい。また転居など理由を問わず当院とのかかりつけをやめたい場合はいつでも解除できます。
「小児かかりつけ診療料」に登録できるのは、ひとつの(小児科)医療機関だけと国で定められています。他院で既に小児かかりつけ医同意書を書かれている場合に変更の登録も可能です。その場合は、登録されているクリニックに解除したい旨をお伝えください。